曲阜孔子廟、孔府、孔林

Record China    2006年5月8日(月) 0時11分

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曲阜孔子廟、孔府、孔林(山東省、1994、世界文化遺産)

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「孔廟」

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中国最大の孔子廟で、南北方向に縦630メートル、横140メートルの大きさを誇る。内部には約460の部屋、門坊53基、御碑亭13基があり規模が大きい。紀元前478年(孔子の死後2年目)に、魯哀公が旧居を改築して廟にした。それ以後、歴代皇帝により修理、拡張され現在の規模になった。

「孔林」

曲阜市の北に位置する、孔子とその一族専用の墓地で、現在のところ世界で最も長く継承され、また、面積も世界最大の氏族墓地である。孔林は孔子の死から2年後に作られた。その後、孔子の地位の向上に従い、孔林の規模はますます大きくなっていった。漢代以降、歴代統治者は13回にわたり、孔林を増築・改修し、現在の規模に至っている。総面積約2万平方メートル、取り巻く林の壁は56キロ、塀の高さは3メートルを越し、厚さは1メートルにもなる。

「孔府」

西側を孔子廟と隣接する孔子の正統な子孫が代々居住する場所で、明代、清代皇帝の皇居に次ぐ大きさである。現在の孔府の面積は約240ムーで、庁、堂、楼、軒などの各種建築が463ある。東路は家族廟で、西路は学院、中路はメインの建築である。

府内は歴史文化財が豊富に収蔵されており、中でも最も有名なのは、“商周十器”と呼ばれる宮廷所蔵の青銅製の祭器である。これらは、乾隆帝から孔府に寄贈されたものである。

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