思わぬ大雪は人工増雪のせい?「事前に知らせるべき」とネット上で怒りの声―北京市

Record China    2009年11月4日(水) 14時49分

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3日、北京で大雪が観測された1日、人工増雪を行っていたことが明らかとなり、ネットユーザーから「事前に知らせるべきだった」と批判が起こっている。写真は1日、大雪に見舞われた北京。

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2009年11月3日、北京で大雪が観測された1日、人工増雪が行われていたことが明らかとなり、思わぬ不便を強いられたネットユーザーたちから「事前に知らせるべきだった」との批判が噴出している。人民網が伝えた。

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1日の大雪は例年より約1か月も早い初雪で、航空便の遅延が相次ぐなど、交通機関は大混乱に陥った。北京首都国際空港では257便中200便が遅延となり、多くの乗客が空港で10時間以上も待たされる事態となった。

中国気象局緊急減災・公共サービス司の陳振林(チェン・ジェンリン)司長は「北京の乾燥がかなり緩和された」と評価するが、思わぬ大雪で不便を強いられたユーザーたちは怒りを爆発。「事前に知らせていれば、混乱も最小限に抑えられたはず」「せめて航空会社など交通機関にだけでも知らせるべきだった」など批判の声が相次いでいる。

こうした批判に対し、中国気象局の新文(シン・ウェン)報道官は3日に開いた記者会見で、「人工増雪の効果には限度がある。大雪の原因は前線の活動が急激に活発化したことによるもの」と説明している。(翻訳・編集/NN)

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