<怖い中国事情><サッカー賭博>試合結果は全て胴元が決める?!想像を絶する「闇」

Record China    2009年11月9日(月) 12時10分

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11月6日、香港紙・太陽報は「中国サッカーのレベル向上にはまず闇サッカー賭博の禁止を」と伝えた。中国の闇サッカー賭博の現状は想像を絶する域にあるという。写真はサッカー中国代表の練習風景。

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2009年11月6日、香港紙・太陽報は「中国サッカーのレベル向上にはまず闇サッカー賭博の禁止を」と伝えた。7日、新華網が伝えた。

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ワールドカップ予選、北京五輪と惨敗し今やどん底にまで落ち込んだ中国サッカー。中国政府も決して手をこまねいていたわけではなく、外国人コーチ及び選手の招聘やユースチームの海外留学など多額の投資を行ってきた。しかし結局のところ成果を挙げることはできなかった。その理由はサッカー低迷の最大の原因である闇賭博を取り締まれなかったためだと太陽報は指摘する。

中国の闇サッカー賭博の蔓延はもはや想像を絶する域にあるという。2003年から2005年のサッカー賭博が最も深刻な時期には選手からクラブスタッフ、果てはサッカー協会関係者まで関与しており、試合の結果は全て賭博の胴元が決めていた。ゴールをあげた選手には報奨金が支払われるが、選手たちは興味なし。それというのも八百長に協力すれば数百万元もの報酬がもらえたためだ。一番人気のポジションはゴールキーパーかディフェンダー。守りの要だけに八百長の引き合いが多いことが理由だとか。

先日、中国サッカー協会及び中国公安部は闇サッカー賭博一掃に向けて動き始めた。最終的には数百人が逮捕される見通しだという。中国サッカー界にとっては大きな打撃となるが、どれほどの痛みがあろうとも浄化の徹底が求められている。(翻訳・編集/KT)

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