<中国人が見た日本>手厚い社会保障に驚き、「日本こそ本当の社会主義国だ」

Record China    2009年11月12日(木) 12時23分

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11日、中国のブログサイトに「日本こそ本当の社会主義国だ、と日本人が言っていた」と題した記事が掲載された。日本の老人ホームを視察した筆者は、その豪華な施設と手厚い介護に驚きの声を上げている。資料写真。

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2009年11月11日、中国のブログサイト・環球博客に「日本こそ本当の社会主義国だ、と日本人が言っていた」と題した記事が掲載された。日本の老人ホームを視察した筆者は、その豪華な施設と手厚い介護に驚きの声を上げている。以下はその内容。

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東京都港区の老人ホームを視察した。この施設が政府から年間80億円もの補助金を受け取っていると聞き、驚いた。立派な施設に手厚い介護。半身不随のお年寄り用に1台1000万円もする全自動の風呂まである。突然、院長に「中国にアウトソーシングする気はないか」と聞いてみた。以前、南の海南島にどこかの先進国が老人ホームを建てたという話を聞いたことがある。中国なら、この10分の1のコストで同等のサービスを提供できるはずだ。だが、院長は「お年寄りは商品ではない」と即座に断った。

日本は高齢者の福祉にこれほど税金を注ぎ込んで、大丈夫なのか?ところが、多くの日本人は「日本こそ本当の社会主義国だ」と言っていた。確かに、所得税の最高税率だけを見ても中国の45%に対し、日本は75%にも上る。ある大企業の社長は、「手取りになると、実は自分の秘書とあまり変わらない」と教えてくれた。

日本は経済が十分に発展した後に高齢化社会に入ったため、老人ホームに巨額の補助金を拠出できる体力が温存されている。だが、中国はどうだろう。経済が十分に発展しない段階で、すでに高齢化社会に突入してしまった。だが、今の若者が高齢者になった時、誰が面倒を見るのか。中国は今、人口政策を見直す時期にきているのかも知れない。今ならまだ、間に合うはずだ。(翻訳・編集/NN)

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