「北京で兄に会いたい」オバマ米大統領の異母弟が兄の訪中にラブコール―中国

Record China    2009年11月12日(木) 18時51分

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11日、中国・広東省深セン市に在住するオバマ米大統領の異母弟マーク・デサンジョ氏は、今月15日に訪中するオバマ氏と北京で面会したい意向だという。

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2009年11月11日、「実際に中国文化を体験してもらえるなんてうれしいね!」中国・広東省深セン市に在住7年のマーク・デサンジョ氏は、異母兄にあたるオバマ米大統領に対してこうメッセージを送った。「オバマ大統領の弟」という身分が世間に知れて以来、メディアから身を隠すようにひっそりと生活している同氏だが、血を分けた兄の初訪中には興奮を隠せないようだ。香港メディア・中国評論社の報道。

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このほど国営通信社・新華社の取材を受けたデサンジョ氏は、ケニア生まれ。米国で教育を受け、スタンフォード大学で物理学修士、エモリー大学でEMBA(エグゼクティブ経営学修士)を取得している。通信・情報大手のルーセント・テクノロジー(現:アルカテル・ルーセント)やノーテルネットワークスで国際マーケティングやブランドマネジメントに15年間従事した。初訪中は02年。中国の文化や活気にすっかり魅了され、以来7年間をこの地で過ごす。現在は流暢な中国語を操り、中国人の配偶者を得て、コンサルタント業を営みながら恵まれない孤児たちを救うボランティアに従事している。「実際、(孤児院で暮らす)子供たちの多くは、食べることには困っていない。ただ、芸術や音楽に飢えている」と感じたデサンジョ氏は、子供たちにピアノを教えるのもライフワークのひとつとしている。

オバマ大統領が15日から訪中するのを受け、デサンジョ氏は妻を帯同して北京で兄との対面を果たすという。その際には得意の書をプレゼントする意向と言うが、何を書いたものかはメディアに明かすのを避けた。ちなみに多彩なデサンジョ氏は、このほど処女小説「ナイロビから深センへ」を出版。売上の15%を慈善団体へ寄付するという。(翻訳・編集/愛玉)

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