ジェット・リー、シンガポール国籍取得の事実を初めて認める―台湾メディア

Record China    2009年11月18日(水) 21時7分

拡大

18日、中国を代表する国際的アクション俳優ジェット・リーが、シンガポール国籍を取得している事実を公の場で初めて認めた。資料写真。

(1 / 4 枚)

2009年11月18日、中国を代表する国際的アクション俳優ジェット・リーが、シンガポール国籍を取得している事実はいわば「公然の秘密」となってきたが、このほどジェット本人が公の場でこれを初めて認める発言をした。東方早報の報道。

その他の写真

ジェットはこのほどシンガポールで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に参加した際、台湾メディアの取材を受け、シンガポール移民の事実について認める発言をした。シンガポールの環境については、「他都市と比較して清潔で治安も良好。東南アジア特有の灼熱の気候。バイリンガル教育(編集部注:シンガポールでは公用語の英語以外に、中国語やマレー語など、自身の出身民族の言語を学校で学ばせる)、多種多様な文化、欧米式の企業文化。こういった点が、シンガポールが私を惹きつける理由」と語った。

なお、1年半以上にわたって映画出演から遠のいているジェットだが、現在のところ映画界に復帰するプランはないという。

●ジェット・リー(李連杰)

63年4月26日、遼寧省瀋陽市生まれ。ブルース・リー、ジャッキーチェンと並び中国を代表するアクション俳優。8歳より武術を学び、武術の全国大会で5年連続1位となる。82年、映画「少林寺」でデビュー。主な代表作に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」(91〜97年のシリーズ。全5作)、「スウォーズマン/女神伝説の章」(92年)、「HERO」(02年)など。これまでに黄飛鴻や霍元甲、方世玉(架空の人物)など伝説の武術家を演じてきている。98年、「リーサル・ウェポン4」でハリウッド進出。「ロミオ・マスト・ダイ」(00年)、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」(01年)、「ダニー・ザ・ドッグ」(05年)などに出演。現在は07年に設立した慈善団体「ワン基金」の活動に力を注いでいる。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携