2009年11月、「京罵」という言葉がある。北京人の強烈な罵り言葉を意味するもので、北京五輪前には改善キャンペーンも行われたが、いまだに街のあちこちで耳にする。20日、新浪ブログでエントリー「北京市の公共空間で罵り言葉の使用を禁止するべき」が発表された。

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北京を訪ねれば必ず耳にするのが「京罵」。外国人であろうとも、人が集まっている場所を訪ねればこの辞書には載っていない言葉を聞くことになる。同エントリーによると、「京罵」の使用はますます盛んになる勢いで、子どもが使っている場面にすら出くわしたことがあるという。また「京罵」が一番飛び交うのはサッカースタジアム。サポーターばかりか、選手まで英語でいうところのFワードを連発するという。

同エントリーは中国の首都であり代表である北京市は世界的な注目を集める都市であるとして、こうした罵り言葉が広く使われる現状は中国の恥をさらすものと憂慮している。政府が禁止したとしても完全になくなることはないだろうだが、少なくとも数は減るだろうとして「罵り言葉禁止条例」の制定を呼びかけている。（翻訳・編集/KT）