感動の反対語は中国では「怒り」!外国企業が成功する方法とは―韓国メディア

Record China    2009年11月25日(水) 13時3分

拡大

21日、韓国誌は「中国人を感動させろ」と題した記事で、外国企業が中国市場で成功するためには、いかなる戦略よりも中国人消費者を感動させることが重要であると説いた。写真は四川大地震の際の日本の救援隊。

(1 / 4 枚)

2009年11月21日、韓国誌・週刊朝鮮は「中国人を感動させろ」と題した記事を掲載し、中国市場で成功するためにはいかなる戦略よりも中国人消費者を感動させることが重要であると紹介した。23日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

記事によると、中国で成功するためには、消費者に感動を与えることが非常に重要であり、感動は人々の考え方を変え、企業イメージも劇的に改善する効果があるという。しかし一方で、「コピー商品が溢れ、過剰コマーシャルが日常茶飯事の中国で消費者を感動させるのは容易ではない」と説く。

記事は「中国で『感動』の反対語は『無感動』ではなく、『怒り』である」とし、四川大地震の際の日本と韓国の対応による対照的な例を挙げる。四川大地震の際、日本の救援隊が被災者の遺体の前で黙祷する1枚の写真が中国中を感動させ、中国人がそれまでの日本に対して抱いていたイメージを激変させた。一方、韓国のネットユーザーの一部は、四川大地震を中国を愚弄する題材として使い、中国国民の大きな反感を買い、中国人の対韓感情を急激に悪化させた。

また、四川大地震の被災地・都江堰市で今年10月に行われた韓国企業・LG電子による「LG博愛中学校竣工式」は「感動経営」の一例だと紹介する。感動を与えたのは、学校に冷蔵庫や洗濯機などが備えられたからだけでなく、図書室に寄贈された書籍1000冊以上の1冊1冊がLG電子の中国全土の従業員から寄せられたものであったからだという。

記事は「中国は世界経済のオリンピック競技場である」とし、多国籍企業が中国で成功するためには技術や品質が優れていることは基本条件で、ほかに「中国人の思想、生活、文化を十分に理解し、いかに感動させるかが課題である」と結んでいる。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携