中国本土からの移民、偏見避け香港風に改名するケースが増加―香港

Record China    2009年11月26日(木) 16時49分

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23日、香港で増加する中国本土からの移民が、差別や偏見を避けるため名前の発音表記などを香港風に変更するケースが増加していると伝えられた。写真は香港。

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2009年11月23日、フランス通信社(AFP)は、香港で増加する中国本土からの移民が、差別や偏見を避けるため名前の発音表記などを香港風に変更するケースが増加していると紹介した。24日付で環球時報が伝えた。

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香港のある法律家は「中国本土からの移民が正規の法的な手段を通じて、あたかも香港の現地住民の名前であるかのように改名するケースが多くなっている」と話す。香港で一般的に使われている中国語の方言・広東語と中国政府が普及を進める「普通話」(標準語)との間には発音が異なるため、中国本土からの移民が名前の発音表記を「Zhu」から「Chu」、「Zeng」から「Tsang」などへと香港風に変更するケースが増加している。また、中国本土で一般的な「姓」と「名」合計で2文字の名前を、香港で一般的な3文字に改名するケースも増えている。データによると、今年1−9月の改名申請件数は月平均105件もあり、この数値は過去4年間に比べてかなり多くなっている。

一方、外国人が中国名をつける際には、本土出身者とは異なり「普通話」の発音表記を選択するケースが多い。こうすることにより中国市場全体により一層溶け込みやすくなるからだという。(翻訳・編集/HA)

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