<中国人が見た日本>東京銀座の無料カフェから伺える「日本経済の困窮ぶり」

Record China    2009年11月27日(金) 12時23分

拡大

26日、中国のブログサイトに「東京銀座の無料カフェは日本経済の困窮を表している」と題した記事が掲載された。写真は銀座。

(1 / 3 枚)

2009年11月26日、中国のブログサイト・新浪博客に「東京銀座の無料カフェは日本経済の困窮を表している」と題した記事が掲載された。以下はその内容。

その他の写真

おかきの老舗「播磨屋本店」が東京銀座におかきやコーヒーなどを無料で提供する「フリーカフェ」をオープンさせた。その狙いは「おかきの良さを広めたい」とのこと。店内では当然のことながらおかきの販売も行っているが、実際に買っていくのは10人のうちわずか2〜3人。1日の平均来店数は2000人〜3000人にも上るが、そのほとんどは「フリーカフェ」を楽しんだだけで去っていく。

体面を気にする日本人がこれほど「無料」に飛びつくとは、正直驚いた。経済が右肩上がりの時代には、どんなに「無料」をうたってもここまで注目されることはなかっただろう。だが、今の日本経済の困窮ぶりを考えれば無理もない。「2009 ユーキャン新語・流行語大賞」の候補60語を見ても、「990円ジーンズ」「貧困」など日本人の苦しい生活ぶりが見て取れる。

今の状況は「失われた10年」が始まった90年代初めを彷彿とさせる。日本では再び「失われた10年」が始まろうとしているのか?2010年の日本経済の行方を、この目でじっくりと見守って行きたいと思う。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携