建設中の原発施設24基、世界最大規模に―中国

Record China    2009年11月30日(月) 20時19分

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11月26日、中国では建設中の原子力発電ユニットが24基あり、総発電量は2540万キロワットに達することが分かった。世界最大規模だという。写真は秦山原子力発電所。

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2009年11月26日、中国国家発展改革委員会が明らかにしたところによると、中国では2008年に100万キロワット級の原子力発電ユニットを新たに14基認可した以外に、建設中の原発ユニットが24基あり、総発電量は2540万キロワットに達することが分かった。建設中の原子力発電施設の規模は世界最大だという。新華網が伝えた。

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同委が発表した「中国の気象変動に対する政策と行動―2009年度レポート」によると、中国国内で08年の段階で稼働中の核反応炉は11基あり、原子力発電による総発電量は910万キロワットで、中国の総発電量の1.3%を占めている。

また、同レポートは「中国では近年、再生可能エネルギー、新エネルギー、天然ガスなど、二酸化炭素が発生しないか、発生しても少量ですむエネルギーの発展を重視している」と指摘。原子力発電以外に、1)水力発電ユニットの数と発電量は長年にわたって世界一である。2)風力発電の規模は3年連続で2倍以上に増えており、昨年新たに増加した発電ユニットだけで614万キロワットの発電量を誇るなど、世界第2位の規模となっている。3)太陽熱温水器に関しては、太陽熱を集めるためのユニット面積が合計で1億2500万平方メートルに達しており、中国が世界の太陽熱温水器の60%以上を占め、長期にわたって世界一の座を占めている―などと紹介している。(翻訳・編集/HA)

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