Record China 2009年12月1日(火) 17時55分
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30日付の華字紙は、東京外国為替市場の円相場が一時1ドル=84円台をつけるなど急激な円高が進む中、輸出業を営む在日中国系企業が冬の時代を迎えたと報じた。資料写真。
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2009年11月30日、華字紙・中文導報は、東京外国為替市場の円相場が一時1ドル=84円台をつけるなど急激な円高が進む中、輸出業を営む在日中国系企業が冬の時代を迎えたと報じた。
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記事で紹介された、首都圏でリサイクル用の金属原料を中国に輸出する会社は「8月からの3か月で1400万円もの損失が生じた」と頭を抱える。中国の取引先とはドル建てで決済しているが、現地企業は円高による価格高騰を嫌い、仕入れ先を欧州に変更し始めた。07年の1ドル=100円台の時代には毎月1000tもの輸出量を誇っていたが、わずか2年でその3分の1にまで激減。これ以上の円高が進めば、会社の存続も厳しくなってくる。
一方、在日中国人の多くは急激な円高に素早い反応を見せた。中国系銀行の各支店では連日、平日の4〜5倍にあたる在日中国人が中国国内への送金依頼に殺到。その額は、1人平均100万円は下らないという。(翻訳・編集/NN)
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