ハデ婚ブームで潤う中国経済=一人っ子同士の結婚式、ますます派手に―英メディア

Record China    2009年12月4日(金) 0時47分

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11月30日、英メディアは「中国経済はハデ婚ブームの恩恵を受けている」と題した記事を掲載した。写真は豪華な結婚式を挙げる中国の新婚カップル。

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2009年11月30日、英ロイター通信は、「中国経済はハデ婚ブームの恩恵を受けている」と題した記事を掲載した。1日付で環球時報が伝えた。

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記事によれば、価格高騰が続きバブルの危険性が囁かれる不動産業界だが、ここ数年は新居を買いたがる大量の新婚カップルのおかげで売れ行きが伸びている。アナリストによると、新婚カップルが購入する新居は毎年4億5000万平方メートルに上り、これは現在建設中の不動産の16%に相当する。

最近の中国ではハデ婚が流行っており、ウェディング業界の年間売上高は、国内総生産(GDP)の2.5%にあたる4000億元(約5兆円)にも上る。ウェディングドレスもほんの数年前までは貸衣装が当たり前だったが、最近はほとんどのカップルが購入。これに、プラチナのネックレスを組み合わせたがる新婦が急増中なのだとか。

中国社会工作協会の史康寧(シー・カンニン)氏によれば、結婚式を挙げるカップルは毎年10%の勢いで増えており、08年は1000万組に達した。結婚式にかける費用も同20%増。世界的な金融危機の中、中国のウェディング業界は全く影響を受けていない様子だが、これは一人っ子政策により親が子供の結婚に全財産に近い金額を注ぎ込むようになったことも大きな原因とされている。(翻訳・編集/NN)

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