<調査>はびこる「装忙族」!サラリーマンの86%が多忙のふりする―中国

Record China    2009年12月3日(木) 17時56分

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1日、中国のネット上で行われた調査によると、サラリーマンの86.1%が自分のことを「勤務中それほど忙しくない場合にも仕事に追われているように装う『装忙族』」と認識していることが分かった。資料写真。

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2009年12月1日、中国のネット上で行われた調査によると、サラリーマンの86.1%が自分のことを「勤務中それほど忙しくない場合にも仕事に追われているように装う、『装忙族(忙しいふり族)』」と認識していることが分かった。中国青年報が伝えた。

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調査は、中国青年報が2つのネットサイトを通じて行ったもので、1万2348人が回答を寄せた。それによると、90.1%が「自分の周辺に『装忙族』がいる」と回答し、86.1%が「自分は仕事中に忙しいふりをする」と認め、「常に忙しいふりをしている」は15.9%だった。

勤務中に“サボる”方法ついては、「ネットサーフィンなど」(57.3%)が最も多く、「頻繁にトイレへ行ったり飲み物を買いに行ったりして席をはずす」(34.3%)、「ネットゲームやチャット」(32.8%)と続き、中には「ネットで株取引」(15.4%)との回答もあった。

忙しいふりをする理由については、39.7%が「同僚に好印象をあたえるため」とし、37.5%が「忙しいイメージが昇進に影響する」、33.2%が「仕事のストレスを軽減できる」と回答した。

また、「忙しいふりによって上司やオーナーに良いイメージを与えることができる」と認識しているサラリーマンは62.5%に上り、37.7%が「他人が忙しくしている時に自分だけ暇では職場の雰囲気を乱すので、『忙しいふり』は職場で生きていくための哲学である」と考えていることが分かった。

「どの職場に装忙族がはびこっている?」との問いに対しては、国営企業(49.5%)、公務員(39.6%)、外資企業(22.1%)、民間企業(20.3%)との回答で、これ以外に「装忙族のいない職場は存在しない」が27.3%あった。(翻訳・編集/HA)

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