2009年12月3日、中国新聞社によると、中国ネットワークインフォメーションセンター（CNNIC）が同日発表した「2009年中国ネットショッピング市場研究報告」のデータから、09年6年までに中国のネットショッピング利用者の数が前年同期比2459万人増の8788万人に達し、今年上半期の消費額は1000億元を超えたことがわかった。

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CNNICの報告書によれば、今年上半期の中国のネットショッピング消費総額は1195億2000万元（約1兆5537億円）。このうちC2C（消費者間取引）が89％を占めた。C2Cビジネスプラットホームは衣類や装飾品、玩具、化粧品から家電など多岐にわたることから、時間と労力をかけずに目当ての商品を探すことができ、個人消費者に人気となっている。

特に衣類や雑貨の購入で利用する人が多く、半年間にインターネットを通じて購入したことのある人は61．5％に上り、昨年と比べて12．6ポイント増加した。ネットショッピングの利用者は多くが18〜30歳で、月収1000〜3000元（約1万3000〜3万9000円）の会社員や学生が主体となっており、男性よりも女性の利用者が多いという。

CNNICの試算では、09年のネットショッピング消費総額は2500億元（約3兆2500億円）に達するとみられている。（翻訳・編集/岡田）