中国外交史を彩ったパンダ贈呈!受け入れ各国も国賓級で待遇―中国紙

Record China    2009年12月6日(日) 10時34分

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2009年12月4日、国際先駆導報は記事「解明:パンダ外交」を掲載した。すでに半世紀にわたり続けられてきたパンダ外交、政治家にも劣らぬほどの力を発揮してきたという。写真は今年11月、オーストラリアに貸与されたパンダ、網網と福[女尼]。

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2009年12月4日、国際先駆導報は記事「解明:パンダ外交」を掲載した。すでに半世紀にわたり続けられてきたパンダ外交、政治家にも劣らぬほどの力を発揮してきたという。

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1941年、宋美齢はパンダ1組を米国に贈り、中国難民救済への謝意を示した。これが現代史におけるパンダ外交の始まりと言われている。新中国成立以後、初めてのパンダ外交は1957年。送り先はソ連だった。最も有名な事例は1972年。ニクソン米大統領の訪中に応え、米国に1組が贈られた。この時贈呈されたパンダ・玲玲は1992年に死亡、もう1頭の興興は1999年に死亡したが、米メディアは「パンダ外交使節の死去」と題して大々的に報じた。

その後もパンダ外交は多くの国を対象に繰り広げられた。迎え入れる国も巨費を投じて飼育体制を整えるなど、まさに国賓級の待遇。1972年に日本に贈られたランラン、カンカンを乗せた旅客機は、戦闘機で護衛されたほどだった。2007年、中国当局は「パンダの贈呈は今後取りやめる」と発表したが、今も共同研究のための貸与という形式でパンダ外交は続いている。今年11月にはオーストラリアに1組が貸与された。(翻訳・編集/KT)

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