2009年12月6日、中国新聞網は記事「できちゃった結婚はもう当たり前：挑戦を受ける伝統的な貞操観念」を掲載した。

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きらびやかなウェディングドレスをまとった花嫁。ところがそのおなかはぽっこりと出ている。こうした「できちゃった結婚」の夫婦が増えているという。あるホテル従業員によると、ここ2年間、同ホテルで行われた結婚式のうち、7割は花嫁が妊娠していたという。いずれも「80後」（1980年代生まれ）の若者たちだ。

「できちゃった結婚」急増の背景には二つの背景があるという。第一に結婚生活の「お試し」として同棲をするカップルが増えていること。子どもができてから結婚登記するケースが多いのだとか。そして第二に伝統的な貞操観念が変わりつつあること。

「80後」の若者もその家族も「できちゃった結婚」を恥ずかしいと考える人は減りつつある。「できちゃった結婚」に反対する意見もあるが、「一生の大事である結婚式。大きなおなかでウェディングドレスを着るのはどうか」といった類のもの。以前に出席した結婚式では、出席者が「子どもができて良かった。よくやった」と新郎新婦をほめていたこともあった。儒教社会・中国の厳格だった性に対する観念も、時代とともに大きく変わりつつある。（翻訳・編集/KT）