2009年12月8日、中国自動車工業協会が発表した1−11月の新車販売台数は1200万台を超え、09年年間で1300万台突破は確実となった。第一財経日報が伝えた。

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11月単月の乗用車販売台数は104万台で、過去最高だった9月を上回った。米国の1−11月の新車販売台数は937万6000台で、11月単月は74万5000台だった。記事によれば、販売台数で米国を抜きすでに世界一となった中国だが、販売価格においても米国を遥かに上回っている。中国の自動車専門コンサルティング会社、I．S．Engine Consulting Ltdによれば、中国では売れ行き好調な軽自動車の価格がいまだに上昇を続けているが、クリスマス商戦が始まった米国では値下がり傾向にある。

例えばトヨタ「カムリ」2．4リットルの米国での価格は14万9000元（約193万円）だが、中国では19万9800元（約259万円）。アウディA6は米国の34万8000元（約450万円）に対し、中国は69万6000元（約900万円）だ。中国自動車工業協会によると、1−9月のメーカー19社の売上高は前年同期比14．76％増の計1億476万元（約13億6000万円）。市場は活況だが、一般消費者はその恩恵を全く受けていないようだ。（翻訳・編集/NN）