2009年12月9日、サントリーの子会社、サントリー酒類（東京都港区、相場康則社長）は、香港に本社を置くワイン輸入販売会社の「ASC ファインワインズ ホールディング」の株式70％を取得すると発表した。酒類卸売業の国分（東京都中央区、國分勘兵衛社長）も同社株式の10％を取得する。サントリー酒類は同社買収を通じて急成長を続ける中国のワイン市場に進出する。

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ASC社は香港のほか、北京、上海、四川省成都など中国の主要12都市に事業所を持つ中国最大手のワイン輸入販売会社で、世界各国のワインや高級ワイングラスを販売している。グループの2008年の売上高は約71億円。（編集/東亜通信）