2009年12月11日、中国税関総署は今年11月の貿易総額が前年同月比で9．8％増となり、単月で今年初のプラス成長となったと発表した。輸出額は同1．2％減の1136．5億米ドルと減少傾向が続くが、輸入額は26．7％増の945．6億米ドルで、1年ぶりにプラス成長に転じた。景気回復に伴って生産が拡大し、原材料や部品などの輸入が大きく増加している。

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中国では原材料などを輸入し、加工して輸出する加工貿易が多いことから、輸入は輸出の先行指数ととらえられている。11月に輸入が急拡大したことで、今後、輸出もプラス成長に転じるとの見方が広がっている。（翻訳・編集/東亜通信）