2009年12月11日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、昨年発覚し問題となったメラミン入り乳製品を転売しようとした3人がこのほど逮捕された。問題製品はすべて押収され、流通していないという。

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昨年、中国ではメラミン入り粉ミルクが流通し、乳児6人が死亡、約30万人が中毒になる事件が起きた。事件以来、乳製品に対する検査は徹底されたが、このたび再びメラミン入り乳製品の事件が発覚したという。

新華社報道によると、事件を起こしたのは、陝西金橋乳業公司総経理の劉平（リウ・ピン）と従業員である苗文軍（ミャオ・ウェンジュン）、呂小強（リュー・シャオチャン）の3人。今年9月、広西南寧越前食品添加剤公司に問題のある全粉乳5．25トン及び未検査の全粉乳5トンを販売した。問題製品は包装を変えて偽装されていた。

11月、南寧越前食品添加剤公司は全粉乳よりメラミンを検出した。販売された問題製品はすべて陝西省公安庁が押収、劉平ら3人は12月2日に勾留された。（翻訳・編集/KT）