Record China 2009年12月17日(木) 16時9分
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2009年12月、北京市交通管理局は13日時点で同市の自動車保有台数が399万1000台に達したことを発表した。週末までには400万台を突破することが確実となった。一方で、交通渋滞や駐車場の確保など問題も深刻化している。写真は北京市。
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2009年12月、北京市交通管理局は13日時点で同市の自動車保有台数が399万1000台に達したことを発表した。週末までには400万台を突破することが確実となった。マイカーが急速に普及する一方で、交通渋滞や駐車場の確保など問題も深刻化している。15日、北京晩報が伝えた。
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今や世界一の自動車市場となった中国。他国がうらやむ好調ぶりだ。先日、北京汽車工業集団は年間販売台数100万台突破を発表した。2002年以来、販売台数は年平均31.1%という伸びを示している。
一方で自動車の急速な普及は深刻な社会問題をも巻き起こしている。最も目につくのが交通渋滞。ピーク時には市内ほぼ全ての道路が渋滞になるほど。国慶節前などは夜10時まで渋滞が解消しなかったという。北京市のあるタクシー運転手は「渋滞がないのは旧正月休みだけ。あとは1年中渋滞だ」とこぼしていた。
ある意味、渋滞以上に深刻なのが駐車場の不足。市内の有料駐車場の価格が値上がりしていることから、道路脇や団地内での違法駐車が急増している。オフィス街付近では道路脇にスペースがないほど。ひどいところでは道路の半分は違法駐車の車両が占めており、交通に支障をもたらすほどにまで悪化している。
北京市はバスや地下鉄など公共交通機関に補助金を支出し運賃を安くしているほか、ナンバープレート末尾の数字によって平日のうち1日は使用を禁じるなどの対策を打ち出しているが、自動車増加のペースに追いついていないのが実情だ。(翻訳・編集/KT)
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