Record China 2009年12月20日(日) 13時40分
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17日、中国が世界の軍事マーケットでシェアを急速に拡大している。写真は中国製兵器。
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2009年12月18日、環球時報によると、米ジェームズタウン基金会のウェブサイトは17日、中国が世界の軍事マーケットで台頭しつつあると指摘した。
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09年は中国の積極的な外交政策と世界の金融システムへの提言、そして大規模な海外投資などで記憶すべき1年となったと同記事は評価した。また、世界の軍事産業への進出は中国の自信を表すと同時に、中国の軍事工業の大きな進歩を示すものだとも論じた。
同記事によると、中国の軍事マーケットでの台頭は、ロシア製兵器の製造技術の導入と国産化によるところが大きい。中国製兵器は全世界で競争力を強めており、旧ソ連式兵器が主流を占める地域においても、それは同じだという。
アフリカでは、中国に対する石油や天然ガスの採掘権あるいは輸出と引き換えに、中国が武器を輸出する形態が目立つという。中国はエクアドルにも中国製兵器購入資金5200万ドルを融資したことが最近わかっている。
中東でも中国はしたたかにシェア拡大を進めている。米国とロシアが競争相手だが、イランは主な武器輸入国ロシアに対して、地対空ミサイルの提供を拒むなら今後は中国製兵器に転換することを示唆しているという。中国は価格競争力とロシア製を上回る品質、さらに付帯する資金援助の約束は、アフリカ・中東だけでなく南アジアや東南アジアの国々にとっても魅力的だ。(翻訳・編集/津野尾)
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