自己管理による健康維持、その知識・能力があるのは100人中7人未満―中国

Record China    2009年12月22日(火) 23時45分

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18日、中国国民で自身の健康に関する情報を用いて健康を維持・促進できるのは100人中7人に満たないことが調査でわかった。写真は南京市の老人。

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2009年12月18日、中国衛生部が発表した「第1回中国市民ヘルス・リテラシー調査結果」によると、中国国民のヘルス・リテラシー水準はわずか6.48%で100人中7人に満たないレベルだということがわかった。19日付で北京晨報が伝えた。

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「ヘルス・リテラシー」とは、個人が健康についての情報を持ち、その情報を用いて自身の健康を維持・増進することをいう。世界保健機関(WHO)によると、先進国・発展途上国を問わず、このヘルス・リテラシーはおおむね低い傾向にあるといい、アメリカでは約50%の成人が健康に関する情報を理解できていないという。

中国衛生部がこのほど全国31の省・自治区・市で、15〜69歳の合計8万人弱に対してヘルス・リテラシー調査を行ったところ、慢性病予防に対するヘルス・リテラシーが最も低く、次いで基本的な医療に対するヘルス・リテラシーが低かった。

これについて専門家は、中国では定期的にヘルス・リテラシーに対する調査を行い、結果を発表する必要があると提言した。3年〜5年ごとに都市・農村を問わず全国規模の調査を行い、同時にそれぞれの地域で発生する主な疾患・伝染病や突発的な医療事故・公共衛生を脅かす不祥事などに的を絞った緊急調査もすべきだと指摘している。(翻訳・編集/中原)

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