2009年12月23日、香港出身の女優マギー・チャン(張曼玉)が、北京市内のホテルで結納を交わすと報じられた。中国大手ポータル・網易(NETEASE)の報道。

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「花様年華(00年)」「宋家の三姉妹(97年)」「ロアン・リンユィ阮玲玉(91年)」など実力派女優として数々の名作に出演したマギーは近年、映画界からは半引退の状態となっているが、そのプライベートはたびたび報じられてきた。マギーはこの3〜4年間にわたり、年下のドイツ人建築家と交際しており、彼との時間を過ごすために北京に居を構えている。マギーは今年45歳、01年にフランス人映画監督オリヴィエ・アサイヤス氏と離婚している。

公の場でもたびたび一緒の姿を見かけられるマギーの恋人オーレ・シェーレン氏は、ドイツ出身の38歳。世界的建築家レムー・コールハース氏主催の建築事務所・OMAの所属で、現在は北京事務所のディレクターを務めている。アジア各国で大きなプロジェクトを抱えており、北京市内でもランドマーク的な位置づけに置かれる国営TV局・中央電視台本部ビルの設計者としても知られる。

しかし今年2月、シェーレン氏の手がけた中央電視台本部ビルの付属ビルである電視文化センターが全焼するという事故に見舞われ、これによって2人の婚期は延期されたとも伝えられている。

このほど2人の結納を暴露したのは、著名プロデューサー兼マネージャーの田金双(ティエン・ジンシュアン)氏。同氏はブログ上で、香港人映画監督から聞いた話として「23日より、北京市のホテル・パークハイアット北京でマギー・チャンの結納式が行われる。双方の両親を含め6人で席を設けているようだ」とした。この情報を聞きつけ、当日のホテル前には大勢の報道陣が詰めかけたものの、マギーらは現れなかった。

これについて、マギーのマネージャーは「事実無根」と否定。また、田氏は「情報が事前に漏れたことで、彼らの結納は急きょ、会場を変更したのだと思う」と苦渋の弁明。また、騒ぎの発端となったブログ記事は現在、削除済み。(翻訳・編集/愛玉)