2009年12月24日、香港紙・大公報は、毎年廃棄されるクリスマスのプレゼントが37万個に達すると報じた。香港名物・二階建てバスにして9台分相当という膨大な量になる。中国新聞網が伝えた。

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香港の民間非営利団体(NPO)・環境保護触覚は500人を対象にアンケート調査を実施したところ、70％が気に入らないクリスマスプレゼントを捨てていると回答した。この結果をもとに同覚は、香港全体の廃棄量は37万個に達すると推定している。プレゼント1個の大きさをA5サイズ、高さ10cmと仮定すると、二階建てバスにして9台分に相当するという。同団体は無駄なプレゼントは温室効果ガスの排出にもつながるとして、プレゼントを贈る前に相手にとって有用なものかどうか、聞いて欲しいと呼びかけた。

一方で不要なプレゼントを有効利用する動きもある。今年、将軍澳東港城デパートは市民から3000件ものプレゼントを回収し、九龍地区旧市街住民の手助けをする団体に寄贈した。回収されたプレゼントはきれいに洗浄された後、子どもたちに送られるという。（翻訳・編集/KT）