Record China 2009年12月28日(月) 15時44分
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09年12月、結晶体関連の世界的な学術誌「アクタクリスクログラフィカ」は、中国人研究者の論文70本が捏造されたデータを用いた研究であったとして掲載を撤回すると発表した。写真は中国国家図書館。
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2009年12月、結晶体関連の世界的な学術誌「アクタクリスクログラフィカ」は、中国人研究者の論文70本が捏造されたデータを用いた研究であったとして掲載を撤回すると発表した。26日、人民網が伝えた。
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同誌によると、問題が発覚したのはH.Zhong博士とT.Liu教授の2つの研究グループ。両氏はともに中国の井岡山大学に所属している。共同研究者には井岡山大学に所属する他の研究者や中国の他の研究機関の研究者が含まれている。両氏は2006〜08年に1種類のデータを元に改ざんを加えただけで、Zhong博士41本、Liu教授29本の論文を発表していたという。現在も調査は継続されており、問題論文の数は今後も増える可能性がある。
近年、中国では論文の盗作、捏造が注目を集めている。卒業論文のレベルから研究者による学術論文まで問題の範囲は広く、研究者倫理が問われる事態となった。(翻訳・編集/KT)
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