<09年中国トンデモニュース・10>思わぬ大雪は人工増雪のせい?「事前に知らせるべき」と怒り噴出

Record China    2009年12月31日(木) 23時29分

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09年に中国で起きたちょっと変わったニュースを10本ご紹介。10本目は北京での人工増雪に批判が殺到したというニュース。写真は11月1日の北京。

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2009年も中国では様々なニュースがあった。その中からちょっと変わったニュースを10本ご紹介する。

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最後は人工増雪のニュース。2009年11月1日、北京で大雪が観測されたが、人工増雪が行われていたことが明らかとなり、思わぬ不便を強いられたネットユーザーたちから「事前に知らせるべきだった」との批判が噴出した。

1日の大雪は例年より約1か月も早い初雪で、航空便の遅延が相次ぐなど、交通機関は大混乱に陥った。北京首都国際空港では257便中200便が遅延となり、多くの乗客が空港で10時間以上も待たされる事態となった。

中国気象局緊急減災・公共サービス司の陳振林(チェン・ジェンリン)司長は「北京の乾燥がかなり緩和された」と評価するが、思わぬ大雪で不便を強いられたユーザーたちは怒りを爆発。「事前に知らせてくれれば、混乱も最小限に抑えられたはず」「せめて航空会社など交通機関にだけでも知らせるべきだった」など批判の声が相次いだ。

こうした批判に対し、中国気象局の新文(シン・ウェン)報道官は「人工増雪の効果には限度がある。大雪の原因は前線の活動が急激に活発化したことによるもの」と説明している。(編集/TH)

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