Record China 2010年1月5日(火) 7時20分
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2日、韓国紙・東亜日報は「“正真正銘の虎”中国」と題した記事を掲載し、中国が国際社会において真の強者となりつつある様子を伝えた。資料写真。
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2010年1月2日、環球時報によると、韓国紙・東亜日報は「“正真正銘の虎”中国」と題した記事を掲載し、中国が国際社会において真の強者となりつつある様子を伝えた。
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記事によると、中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席は、新年の挨拶の中で、「中国の外交の目的は世界の平和維持、共同発展のためである。我々は断固として平和的発展の道を歩み続ける」と強調した。NHKは胡主席の挨拶について、「中国は真っ先に金融危機を克服し、世界経済の回復を牽引しており、国際的地位と発言力を高めている。胡主席の言葉は、国際社会が中国を警戒しすぎることを望んでいないとの思いから発せられたことは疑いの余地が無い」と評した。
また、国際通貨基金(IMF)の昨年の統計によると、世界の経済成長率は−1.1%で、米国(−2.7%)、日本(−5.4%)、欧州連合(EU)(−4.2%)と、先進各国は軒並みマイナス成長となっている。一方中国は、中国国家情報センターによると8.5%の成長率を記録しており、GDPは今年中にも日本を抜き、米国に次いで世界2位に躍り出るとみられている。
1985年、米国は経常収支の赤字を削減するため、日本とドイツに為替レートの大幅な修正を要求した。しかし、米国主導型の国際経済秩序は、中国の地位の上昇によって終わりを告げることになった。米国はかつて、中国に対しても日本やドイツのように為替レート修正を執拗に要求した。しかし中国は「(赤字は)米国人の行き過ぎた浪費が招いた結果」と主張し、米国の要求を拒否した。
記事は「中国の変化に対して賢明な対応をしなければ、思わぬ打撃を受けることになる。従って我々は、中国の挙動と変化をしっかりと把握しなければならない」と結んでいる。(翻訳・編集/HA)
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