Record China 2010年1月7日(木) 23時40分
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4日、中国で唯一の熱帯気候帯に位置する海南島の開発計画が国家戦略レベルに格上げされた。世界一流の海洋レジャー観光地を目指す。写真は海南島の中でも特に人気の三亜市。
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2010年1月4日、中国で唯一の熱帯気候帯に位置する島で、省の行政区分に属する海南島の開発計画が、国家戦略レベルに格上げされたことが分かった。計画では、世界一流の海洋レジャー観光地を目指し、同島を「開放の島」「緑の島」「文明の島」「和諧の島」としていく予定だという。5日付で中国青年報が伝えた。
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記事によると、中国政府は4日、公式サイトで「国務院の海南国際旅游島建設推進に関する若干の意見」(意見)を公布した。これは海南島の開発計画が国家戦略レベルに格上げされたことを意味しているという。
意見では、中国で最大の経済特区である海南省を国際的な観光地として開発する戦略を、「中国観光業界の改革・新機軸のテスト地区」「世界一流の海洋レジャー観光地」「全国の生態文明建設のモデル地区」「国際経済協力と文化交流の重要な地区」「南海資源の開発及びサービス基地」「国家熱帯現代農業基地」と位置づけ、2020年までに同省を世界一流の海上レジャー観光地とするための第一段階を完成させる計画としている。
また、同島の開発に当たっては、生態系や環境の保護を厳格に行うとともに、同島の特色を生かすだけでなく、観光業界全体のレベルアップ、観光業界と関連のあるサービス業界の発展などを目指すと強調している。さらに、国際大型定期観光船用の埠頭の開発、ゴルフ場開発プロジェクトの実施、免税ショッピング地区の設置など、関連産業の誘致や育成を図っていくとしている。(翻訳・編集/HA)
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