Record China 2010年1月17日(日) 2時46分
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17日、NHK・BS1は17日夜のBS特集「私たちはそばにいる 〜神戸発災害ボランティア 四川に挑む〜」で、08年の中国・四川大地震発生直後から現地に入り、被災者支援に奮闘する一人の日本人について紹介する。写真はNHK提供。
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2010年1月17日、阪神・淡路大震災から15年。NHKは17日午後8時10分から「BS1」のBS特集「私たちはそばにいる 〜神戸発災害ボランティア 四川に挑む〜」で、2008年の中国・四川大地震発生直後から現地に入り、被災者支援に奮闘するある日本人について紹介する。
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四川大地震の際、日本から乗り込んだ救助隊などによる支援を通じてそれまでの日本への見方が大きく変わったと報道されたが、そうした日本や日本人に対する一般中国人の視点がどのように紹介されるのか。ひとつの手がかりとして注目したい。
NHK広報部によると、番組の概要は以下の通り。
死者6万9千人、全壊住宅650万戸という甚大な被害を出した中国・四川大地震。都市部では住宅の建設やインフラ整備が進められてきたが、支援の手が届きにくい地方の農村部では復興格差が生まれ、被災者が苦しい生活を続けている。
そんな中で、発生直後から現地に入り、1年半に渡って被災者の支援に奮闘してきた日本人がいる。神戸のNGO「CODE海外災害援助市民センター」のメンバーである吉椿雅道さん(41)だ。彼の活動の原点は阪神淡路大震災。世界中の被災地を回り、神戸の経験を活かしながら町の復興や人々の心の回復を支援してきた。
四川での活動拠点は人口700人の小さな山村・光明村。吉椿さんは、被災者一人一人の声を丹念に拾いながら村が抱える課題を見つけ出し、解決策へとつなげていく。大切にしているのは、「被災者が自分たちの力で町を再建していけるような支援」だという。
NHKはこの番組について「被災者と共に復興に取り組む吉椿さんの活動に密着。真の『復興支援』とはどのようなものなのか、光明村での格闘の日々を見つめる」と紹介しているが、「『真の復興支援』に関する明確な答えを提示するわけではなく、主人公である災害ボランティアの方の活動を通して、視聴者の皆さんと一緒に考えたい」(広報部)としている。(編集・kinta)
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