中国が米国抜き世界一の自動車市場に=前年比40%超の高成長を記録―中国

Record China    2010年1月9日(土) 12時19分

拡大

2010年1月、中国の大手自動車メーカーは相次いで2009年の生産・販売台数を発表した。生産・販売台数はともに1350万台を超える見通しで、中国は初めて世界一の自動車販売市場となった。写真は河南省鄭州市の展示会。

(1 / 3 枚)

2010年1月、中国の大手自動車メーカーは相次いで2009年の生産・販売台数を発表した。生産・販売台数はともに1350万台を超える見通しで、中国は初めて世界一の自動車販売市場となった。8日、新華網が伝えた。

その他の写真

中国自動車技術研究センターの黄永和(ホワン・ヨンホー)首席専門家によると、金融危機の影響から米国の2009年の自動車販売台数は減少が続き、1043万台にとどまった。2008年から280万台近い落ち込みで、ピークの1700万台から40%もの減少となった。

一方、中国市場は2008年から40%を超える成長を見せ、米国を抜き世界最大の自動車市場となった。ただし黄氏によると、中国市場の平均販売価格は1台13万元(約176万円)、米国市場の3万ドル(約277万円)とは大きな差があり、売上高ではなお米国が大きく上回っている。

メーカー別販売台数では、上海汽車が272万台でトップ。以下、第一汽車194万台、東風汽車190万台、長安汽車186万台、北京汽車120万台と続く。上位5社のシェアは70%を超えるなど大手寡占が進みつつある。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携