2010年1月19日、中国と英国の専門家が協力して行った調査の結果が発表され、中国本土の小学生の3分の1が学校や両親が原因のストレスを抱えていることがわかった。中国英字紙チャイナ・デーリー（電子版）がフランスメディアの報道をもとに伝えた。

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調査は浙江省の都市部と農村部の小学校9校で9〜12歳の2191人を対象に行われた。その結果、81％が試験について「非常に心配」だと答え、63％が「先生に叱られるかもしれない」と恐れていることがわかった。また、44％が学校で、73％が家で体罰を経験しており、宿題についても多くの生徒が「大きな負担」だと感じているという。

また、3分の1以上が週に少なくとも1回は頭痛や腹痛を感じており、中には週4回も身体の痛みや違和感をおぼえる子もいた。専門家は競争や罰はストレスを招き、子どもの心理面に悪影響を与える可能性もあると指摘、不必要なプレッシャーは減らすべきだと話している。（翻訳・編集/岡田）