<中華経済>中国当局が銀行に新規貸出停止の通達、引き締め懸念高まる

Record China    2010年1月22日(金) 6時52分

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21日、関係者によると、中国の主要銀行は同日までに、1月内は手形発行を含む新規融資業務を停止するよう当局から口頭で通達を受けた。写真は中国の銀行。

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2010年1月21日、関係者によると、中国の主要銀行は同日までに、1月内は手形発行を含む新規融資業務を停止するよう当局から口頭で通達を受けた。中国証券報が伝えた。

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通達を受けた銀行は大手4行と一部株式制銀行。関係者によると、中国の主要銀行による年初からの新規貸出が1兆元の大台を超えたとみられる。

中国銀行業監督管理委員会はこのほど「新規融資は各銀行に判断を委ねており、直接的な指導は行わない」とのコメントを発表した。しかし、市場では当局の金融引き締めへの懸念が高まっている。

中国人民銀行(中央銀行)は19日、公開市場操作として発行した1年物中央銀行手形の利回りを引き上げた。アナリストは「人民銀は流動性の引き締めに動いている」と話している。

香港のメディアによると、国務院は19日に全体会議を開き、3月の全国人民代表大会で審議する政府活動報告で、金融政策を微調整する方針を盛り込むことを決めた。具体的には、適度な貸出ペースを維持し金融リスクを防止することなどを目標とするという。(翻訳・編集/東亜通信)

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