新卒サラリーマン2割が給料使い果たす「月光族」、初任給は北京が最多―中国

Record China    2010年1月28日(木) 19時48分

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23日、中国の新卒サラリーマンの2割が給料を使い果たす「月光族」だという。写真は家賃節約のため共同生活を送る安徽省合肥市の若者。

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2010年1月23日、第三者調査機関マイコス(MyCOS)は2009年度の中国の大卒サラリーマンに関する月間調査報告を発表した。24日付で成都晩報が伝えた。

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報告によれば、09年大卒サラリーマンの平均月収は1902元(約2万5000円)、月間平均支出額は1275元(約1万6800円)。平均で627元(約8250円)が手元に残る計算だが、22%の人が「月光族」(毎月の給料をすべて使い果たしてしまう人、“光”は“〜し尽くしてしまう”という意味)だということが分かった。月光族は中国の消費を支える層とも言われる。

初任給の額では北京市が最も高く、2536元(約3万3400円)。次いで上海市2347元(約3万1000円)、浙江省2271元(約3万円)、江蘇省2234元(約2万9400円)など沿海部の省や都市が占めた。また、09年大卒サラリーマンは週平均13時間の残業をしているが、残業時間が最も長いのは黒竜江省(16時間)。次いで広西チワン族自治区(15時間)、四川省、広東省、江西省、山東省が同列3位(14時間)となっている。(翻訳・編集/岡田)

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