1000元(1.3万円)札が登場か=インフレ対応で新高額紙幣発行の可能性―中国紙

Record China    2010年2月1日(月) 7時12分

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2010年1月29日、長江商報は新紙幣発行に関する記事を掲載した。物価が上がった現在、新たな最高額紙幣として1000元札の発行もありうるという。写真は人民元の一角硬貨。

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2010年1月29日、長江商報は新紙幣発行に関する記事を掲載した。物価が上がった現在、新たな最高額紙幣として1000元札(約1万3300円)の発行もありうるという。

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現在、流通しているのは第5世代紙幣だが、早くもネット上では第6世代のうわさがあふれている。図案の変更と共に注目されているのが新たな最高額紙幣が発行されるかどうか。現在は100元札(約1330円)が最高額だが、500元札(約6640円)、1000円札が発行されるとさささやかれている。

中国の貨幣は元(約13.3円)、角(約1.33円)、分(約0.133円)とあるが、今や分を見ることはほとんどない。それどころか角すら使う機会が失われつつある。逆にちょっとした物を買えば100元札では足りないこともしばしばある。

新たな最高額紙幣の発行はもはや時間の問題とも言えるが、通貨価値の下落を招き、1元硬貨すら役に立たない時代が到来するのではと不安な人もいるようだ。また慣れ親しんだ角や分が消えることを惜しむ声もある。長江商報は「時間という車輪は逆転させることはできない。中国経済の力強い復活と共に市民の懐は次第次第にふくらんでいくことになる」と論評している。(翻訳・編集/KT)

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