米国産牛肉の輸入禁止措置、有名無実化=迂回ルートで世界第4位の輸入国に―中国

Record China    2010年1月31日(日) 9時59分

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2010年1月29日、環球時報は、狂牛病のため輸入が禁止されている米国産牛肉が大量に中国に迂回輸出されていると報じた。中国は実質的には世界第4位の米国産牛肉輸入国だという。写真は押収された密輸牛肉。

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2010年1月29日、環球時報は、狂牛病のため輸入が禁止されている米国産牛肉が大量に中国に迂回輸出されていると報じた。中国は実質的には世界第4位の米国産牛肉輸入国だという。

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2003年の狂牛病感染牛発見後、アジア各国で米国産牛肉の輸入が禁止された。中国を始め一部の国ではいまだに禁止措置が継続されている。しかし昨年12月28日の米ブルームバーグの報道によると、実際には香港やベトナムを経由して迂回輸出が行われている。中国の米国産牛肉輸入量は世界第4位になるという。

米国食肉輸出連合会(USMEF)のジム・ピーターソン氏によると、「法律的には禁止されているが、実際には中国に輸出されている」と話し、「中国の消費者はわれわれの製品を好んでいる。公的に中国向け輸出が解禁されることが望ましい」として米国政府に対応を求めている。(翻訳・編集/KT)

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