<写真で見る中国の今>物干しざおの隙間から

Record China    2010年2月4日(木) 13時36分

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1月31日、昔から変わることなく、上海の住宅地区ではどこでも見ることができるある光景。それは窓の外に大きくはりだした物干しざおに洗濯ものがはためく風景だ。

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2010年1月31日、昔から変わることなく、上海の住宅地区ではどこでも見ることができるある光景。それは窓の外に大きくはりだした物干しざおに洗濯ものがはためく風景だ。チャイナフォトプレスの報道。

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狭い土地に多くの人々が寄り集まって暮らす上海。小さな路地に沿ってびっしりと建てられた伝統スタイルの集合住宅は里弄(リーロン)と呼ばれ、さながら長屋のような風情を醸し出している。各戸の窓からまるで競い合うように物干しざおが伸び、老若男女さまざまな衣服が所狭しと干されている光景は古くから変わることがない。住宅事情が悪く、室内に衣服を干す場所がないというのも一因かもしれないが、屋外に衣服を干すという習慣は、急速に経済発展が進む今でもそう簡単には変わらないようだ。

そんな衣服の間から空を見上げると、中国一の都市を自認する上海が誇る高層ビルの姿が。庶民的な里弄とは一線を画す別世界が垣間見える。まるで中国社会の現状を象徴するかのような光景である。(翻訳・編集/愛玉)

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