<体のフシギ>男性の感情は女性よりも複雑でナイーブ=研究で判明―中国

Record China    2010年2月4日(木) 22時4分

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1日、男性の感情は女性よりも複雑でナイーブだということが、ある研究で分かった。専門家は「男性は女性とは逆に、感情は非明示的な傾向が強い」と指摘している。資料写真。

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2010年2月1日、網易探索によれば、男性の感情は女性よりも複雑でナイーブだということが、ある研究で分かった。映画を見て泣くのも、嬉しいときに部屋で1人飛び跳ねたり誰かと抱き合ったりするのも、実は男性の方が多いという。

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これまで、男性よりも女性の方が傷つきやすく繊細な心を持っているとされてきた。しかし男性も女性と同じように多くの感情を持っている。成人50万人を対象に行われたEQ(心の知能指数)テストでは男性も感情面の感受性が鋭いことが分かっているが、心理学者のジョシュ・コールマン博士は「男女では感情表現やそれに至る過程が異なる」とし、「男性は女性とは逆に、感情は非明示的な傾向が強い」と指摘する。それは男性ホルモンの一種・テストステロンの作用によって感情を抑制し、理性的であろうとする心の働きがあるからである。反して、女性は無理なく自然に自分のありのままの感情と対峙することができる。

記事で取り上げられた複数の研究結果を総合すると、男女とも感情の豊富さに差異はないが、男性はそれを表に出すことをよしとしない。あるいは仕草などの身体表現でそれを行う。他者とのコミュニケーションの主な目的な情報交換であり、感情の吐露ではない。そのため言葉少なで、何事もよく考えてから話す。他人の表情や声色から気持ちを読むのが苦手で、自身の感情に対する反応も小さい。反して女性は言葉での感情表現にたけ、他人との交流を通じて頭や感情の整理を行う。他者の感情への同調や感情の持続力が高い。

男性は寡黙で冷静を装うが、感情を押し隠す人ほど、その裏には精神的なもろさが隠されていると、専門家の見方は一致しており、また多くの男性もそれを認めているという。そうした男性の感情がたかぶった時、女性側の対処としては、対話ではなく、一緒にスポーツをしたり男性の好きな映画を見たりすることで解消するべきだと記事では説いている。(翻訳・編集/岡田)

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