新作「趙氏孤児」のチェン・カイコー監督、「アバターのような映画撮る野心ない」―中国

Record China    2010年2月8日(月) 11時16分

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6日、チェン・カイコー監督が新作「趙氏孤児」についてインタビューに答えた。写真は同監督。

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2010年2月6日、北京晩報によると、チェン・カイコー(陳凱歌)監督がこのほど、新作「趙氏孤児」についてインタビューに答えた。

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インタビューの中でチェン・カイコー監督は、「『趙氏孤児』は熱情と男気の映画。この点で『アバター』とは違う。アバターのような映画を撮りたいという野心もないし、この映画の興行収入がアバターを超えられるなどとも思っていない」という謙遜ぶり。「趙氏孤児」の投資総額が1億元(約13億円)と伝えられているが、どうやってそれを回収するのかとの質問には、「私の本分は監督。他のことは誰かがやる」とかわした。

「今いちばん大事なのは皆が同じ空気のなかに集まること、自分は何か意味のあることをしているんだと信じてもらうことだ」と同監督。「撮影前から興行成績のことを考えていては、大局的な見方はできない。08年から脚本を作り始めているが、(脚本に)まだいくつかの問題が残っている。アバターのように、いい映画には時間がかかるんだ。」

また、「趙氏孤児」はどのように芸術性と商業性を両立させるのかとの質問には、「もちろん商業的な面も考えているが、この物語には私の思想があるから撮るというのが第一。自分が何を撮りたいのか知るべきだとずっと感じていた。少し大げさに言えば、この映画は私の命をかけた訴えだ」と答えた。(翻訳・編集/津野尾)

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