中国のGDP成長率2ケタ台への回帰、数年間は困難―研究機関

Record China    2010年2月8日(月) 17時58分

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6日、アモイ大学とシンガポール大学の合同研究チームは、今後数年間は03〜07年のような2けたの経済成長率を回復するのは非常に難しいとする報告書を発表した。写真は広東省広州市の建設現場。

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2010年2月6日、「中国マクロ経済トップ級フォーラム」が開かれ、アモイ大学とシンガポール国立大学の合同研究チームが最新の経済予測報告を発表した。それによると、今後数年間は03〜07年のような2けたの経済成長率を回復するのは非常に難しいという。中国新聞社が伝えた。

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合同研究チームは中国における四半期マクロ経済モデルを用いて中国の経済成長を予測した。それによると、2010年のGDP成長率は9.13%を記録するが、国内の通貨供給量(現金通貨、預金通貨、準通貨)の減少にともなって2011年の同成長率は8.51%になると予測している。報告書は、中国がバランスを保ちながら経済成長を維持していくためには、適度に成長速度を抑える必要があると指摘、経済成長率9%前後がより現実的で、長期的な経済発展のためには有利だと提言した。

同記事によると、中国科学院、中国人民大学、清華大学なども予測作業を行ったが、それぞれ合同研究チームと近い数値が出たという。当面の課題としては、経済格差と内外需不均衡の解決、経済成長モデルの転換などで一致している。(翻訳・編集/津野尾)

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