外国人が誤解しやすい中国とは?=「日本の80年代」「急速な西洋化」など8つ―中国紙

Record China    2010年2月13日(土) 5時18分

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10日、中国共産主義青年団系の週刊新聞が、「外国人に誤解されやすい中国」の側面を8つ紹介した。写真は中国上海ハーレーダビッドソン愛好会の会長。

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2010年2月10日、中国共産主義青年団の機関紙・中国青年報発行の週刊新聞「青年参考」は、「外国人に誤解されやすい中国」の側面を8つ紹介した。

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記事は、「今の中国は80年代の日本」「中国は急速に西洋化している」など、外国人に誤解されていると判断した側面を8つ挙げた。以下はその内容。

1、今の中国は50年代の米国または80年代の日本

―外国人はよくこういう比べ方をしたがるが、中国は彼らが考えているより広大かつ複雑だ。消費文化の発展の仕方は他国とは違う。

2、中国の公式データはあてにならない

―ここ数年はかなり精度が向上している。特に人口統計の精度はかなり向上された。

3、中国のインターネットは外国と同じ

―「グーグル事件」から、中国は独自の立場を貫いていることが分かってもらえたと思う。

4、中国の消費者は都市型と農村型の2つに分かれる

―世界の有名ブランドは中国の一部の大都市にしか進出していないため、こういう考え方も理解できるが、例えば大都市郊外の小さな町に住む住民とあまり発展していない省の中心都市に住む住民とでは、前者の方が便利な生活をしているので一概には言えない。

5、中国の地域間の隔たりは欧州と同じくらい

―これはかなりの誇張だ。中国人は同じ歴史を習い、同じニュースを聞き、同じ試験を受けている。ただ、気候の違いにより、食べ物や建物、衣服などに違いが生じているだけだ。

6、中国のジェネレーションギャップはひどい

―これは経済の急速な発展がもたらした自然な結果。若者の間でも5歳違えば多少のギャップは存在する。

7、中国は急速に西洋化している

―街に溢れるケンタッキーやマクドナルドの看板だけを見て判断しないでほしい。いずれの店でも朝は中国伝統のお粥を売っている。中国人は経済発展に伴い、実は祖国の伝統文化により深い関心を示すようになった。西洋化ではなくさらに「中国化」しているのだ。

8、中国の若者は共通の文化がない

―欧米社会のように雑誌などから常に最新の情報が手に入るとは限らない。若者向けの雑誌は充実していないし、音楽も海賊版だらけだ。(翻訳・編集/NN)

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