プーラン族（布朗族）

◆人口／　

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人口は９万１８８２人。

◆地域／　

主に雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州のもう海、景洪、臨滄地区の双江、永徳、雲県、耿馬、思茅地区の瀾滄、墨江に分布している。

◆言語／　

プーラン族の人びとはブーランの言語を使用し、この言語は南アジア語系、バングラデシュ・カンポジア語派、ブーラン語分支に属し、ブーラン、アルワ族の方言がある。一部のプーラン族の人びとはタイ族の言語、ワ族の言葉あるいは漢語を話すことができる。 ブーランの言語に文字はない。

◆宗教／　

大多数のプーラン族の人たちは小乗仏教を信仰している。

◆歴史／

プーラン族は漢時代の歴史資料にも登場する長い歴史をもつ民族であり、中国古代の濮、蒲、朴の子孫だといわれている。以前、一部の人たちは自分たちのことを「ブーラン」と呼んでいた。

◆文化／　

プーラン族の人びとが生活している地区は気候が温暖で、物産に恵まれている。プーラン族の人たちは主に農業に従事し、茶の栽培が得意。有名なプーアル茶も栽培している。ブーラン山のプーラン族の人たちは母子連名制を実行し、母の名前を子供の名前の後につける。プーラン族の女性は花を好み、結婚すると、新郎がたくさんの花を摘んできて、新居に飾る。プーラン族の男女とも、お酒、煙草を嗜み、歯を染める風習がある。