2010年2月11日、上海ディズニーランドの建設計画が着々と進む中国で、ディズニー・キャラクターを中国に根付かせる作戦が早くも始動している。網易財経が伝えた。

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1984年から約20年間、ウォルト・ディズニー社の会長兼最高責任者（CEO）を務めたマイケル・アイズナー氏はかつて、「1番の夢は中国市場への進出」と語ったことがあるそうだ。中国の15歳以下の人口は約2億6000万人。米国の総人口にほぼ匹敵する。この巨大な市場にディズニー・キャラクターをどう根付かせるのか。同社は早くもあの手この手を展開中だ。

同社大中華圏ブランド管理・市場部門の黄敬智（ホワン・ジンジー）副総裁によれば、同社は早くも白雪姫やシンデレラなどプリンセスシリーズの売り込みを始めており、確かな手応えを感じている。8月8日はディズニー・プリンセスの日と定め、88人の女の子を香港ディズニーに招待するイベントも開催。このほか昨年は合作映画「宝のひょうたん（原題：宝葫芦的秘密）」や舞台「ハイスクール・ミュージカル」をヒットさせている。今年は同作の映画版も撮影する予定だ。

今後はディズニー・キャラクターをさらに多くの中国人消費者に浸透させるとともに、いかにしてコピー商品を作らせないかが課題になるという。（翻訳・編集/NN）