「ストレス解消ルーム」で殴る蹴るのやりたい放題 帰りはスッキリ―重慶市

Record China    2006年11月23日(木) 16時33分

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婦女児童運動センターに最近設置された「ストレス解消ルーム」は、家庭でのイライラが募った女性がストレスを解消するのに格好の場所だ。

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2006年11月22日、重慶(じゅうけい)市にある大渡口婦女児童運動センターで、ある中年女性が思う存分人形を殴っている。女性がいる十数平方メートルの部屋には、高さ2mの赤いゴム人形が2体立っており、胸には「うっ積」と 「家庭内暴力」と書かれた紙が貼られている。

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実はここは、大渡口婦女児童運動センターが新しく設置した「ストレス解消ルーム」。人形を殴っていた女性の話によると、彼女が前日近所の人にごみを出す場所について注意したところ、逆切れされて大げんかとなったそうだ。今日はそのストレスを解消するため、ここにやって来たのだという。

室内にはゴム人形のほか、サンドバッグや人形、電気肩もみ機 、心を静める音楽を聴くための設備も用意されている。この日だけでも十数人の女性が訪れ、自分のストレスを解消して晴れ晴れした顔で帰途についた。

センターの責任者である方(ファン)女史は「女性たちはここで何をしても構いません。ただしやり過ぎると自分がけがをする恐れがあるので、ゴム人形を殴る前には十分な準備運動が必要です」と注意する。現在、このストレス解消ルームは不定期で市民に無料で公開されているという。ストレスの原因となっている相手とここで偶然ばったり…などということがない限り、楽しくストレスが発散できることうけあいだ。

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