「万博景気」にさらなる期待、奢侈品消費が急増―中国

Record China    2010年2月19日(金) 21時54分

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14日、2009年12月までに中国の奢侈品消費は94億ドルに達しており、世界における奢侈品消費の27.5%を占める。上海万国博覧会での消費増にも期待がかかる。写真は上海市の淮海路。

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2010年2月14日、World Luxury Association(世界高級品協会/WLA)の09〜10年年度報告によると、2009年12月までに中国の奢侈品消費は94億ドルに達しており、世界における消費総額の27.5%を占める。この数字はアメリカを超え、奢侈品消費において世界2位となったことを意味する。上海商報の報道。

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同協会は「中国の奢侈品市場規模は5年後に146億ドル以上に達すると考えられており、世界最大の輸出入及び消費の中心となる」と予測する。また、ブランド品バッグの販売で人気の上海市の商業ビル・美都錦の経営責任者である方偉(ファン・ウェイ)氏は「同社の販売額は急速に上昇しており、来客数の増加も目を見張るほどだ」という。

2カ月後には上海万国博覧会が開催されるが、中国人のみならず世界各地からの旅行者によって上海での奢侈品購入が期待される。上海には国際的金融センターを備えるバンド・陸家嘴地区、国際的ビジネスセンターとなっている南京西路・虹橋地区、博覧会会場に近い淮海路・徐家匯地区など、高級店が建ち並ぶ地区が3カ所ある。高級ブランド店は「万博景気」に乗るべく、これら地域への出店を急いでいる。(翻訳・編集/小坂)

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