<旧正月>初五日、冷凍水餃子の販売量10倍に!家庭の手作り知らない若い世代多く―中国

Record China    2010年2月19日(金) 21時26分

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18日、旧正月5日の中国ではこの日、家族全員で水餃子を食べるのが慣わし。最近では手作りの水餃子よりも冷凍食品の餃子を食べる家庭が増えているという。写真は冷凍水餃子の製造工場。

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2010年2月18日、旧正月5日(中国語で“破五”)のこの日、中国では古くから家庭で水餃子を作って食べるのが慣わしだが、最近では冷凍餃子を買って食べる家庭が激増。スーパーマーケットやデパートの食品売り場では通常の10倍以上の水餃子が売れているという。北京の地元紙・北京晨報が伝えた。

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ひと昔前までは「破五の水餃子」は家庭で作るのが当たり前だったのだが、最近では冷凍餃子を買ってすませる家庭が増えている。特に1人っ子政策の下で生まれた「80後(バーリンホウ)」と呼ばれる80年代生まれの若い夫婦は、餃子の作り方自体を知らないため冷凍餃子に頼らざるを得ないのだ。

17日、北京市内の大手スーパーマーケットでは冷凍餃子を買い求める市民で大混雑。その多くが若い世代だった。メーカー各社の冷凍餃子のうち70%近くの商品がすでに値引き販売されており、なかには半額で売られているものも。例えば、800g入り6.8元(約95円)の「龍鳳水餃子」が4.99元(約70円)に値下げされていた。

このスーパーの従業員によると、通常1日あたり20袋から30袋という冷凍餃子だが、今年の旧正月シーズンは、みそか(2月12日)の1日で600袋以上を売り上げたという。さらに17日は、少なくとも通常の10倍にあたる300袋は売れると予想。冷凍餃子の好調な売れ行きは旧正月15日まで続くと見ている。(翻訳・編集/本郷)

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