Record China 2010年2月21日(日) 13時58分
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18日、中国の論説週刊誌が国内の流動人口について調査を行ったところ、工業化と都市化、金融危機の影響から、その流動性や流動構造に大きな変化が生じてることが判明した。写真は娯楽に興じる重慶市内の出稼ぎ労働者。
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2010年2月18日、羊城晩報によると、論説週刊誌「瞭望」が中国の流動人口について調査を行ったところ、工業化と都市化、世界的金融危機の影響から、その流動性や流動構造に大きな変化が生じていることが判明した。
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調べによれば、農村からの出稼ぎ労働者など流動人口には二極化の傾向が現れており、1つは収入と雇用の安定したグループで、移動先で定住化する傾向が強く、“流動しない流動人口”。もう1つは収入が少なく就業状況の不安定なグループで、こちらは流動性がさらに高まっているという。また、出稼ぎ労働者の「家族化」の傾向も顕著だという。出稼ぎ人材の流動性が高いのは生産・加工業で発展してきている地区。工場での単純作業を要求されるような職種では、従業員の入れ替わりが激しい。
かつて出稼ぎ先として人手が集中していた東部沿海地区や珠江デルタから、人材が分散する傾向も見られだした。具体的には1)東部沿海から中西部へ、2)珠江デルタから長江デルタを経て北部へ、3)大都市から中小都市へと、人材の移動が始まっている。(翻訳・編集/岡田)
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