グーグルへのサイバー攻撃、中国名門大学が発信源か―米紙

Record China    2010年2月20日(土) 12時15分

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19日、米紙ニューヨークタイムズによると、米グーグルが受けたサイバー攻撃の発信源が中国の上海交通大学及び山東省の職業訓練校と判明したという。写真は上海交通大学。

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2010年2月19日、米紙ニューヨークタイムズによると、米グーグルが受けたサイバー攻撃が中国の上海交通大学及び山東省の職業訓練校から行われていたことが判明したという。環球網が伝えた。

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今年1月12日、グーグルは同社が提供するサービスにサイバー攻撃を受けたことを発表。攻撃は昨年4月より始まっていたという。セキュリティ専門家によると、30社以上の企業アカウントがハッカーの侵入を許した。ニューヨークタイムズは、上海交通大学と中国人民解放軍の技術者を排出する山東省の職業訓練校の関与が疑われているとの関係者のコメントを掲載した。同紙によると、上海交通大学の学生のレベルは高く、米IBM主催のプログラミングコンテストでは、スタンフォード大学など米名門大学の学生をはるかにしのぐ能力を持っているという。

問題の学校の関係者は、グーグルの問題で米国の調査を受けたことはないとコメントした。上海交通大学共産党委員会宣伝部の幹部は、もし本当に同大がサイバー攻撃の発信源であるならば、各学部に注意を促し調査すると発表した。コンピューター学部の担当者は、学生のレベルではサイバー攻撃は難しく、また厳格なセキュリティにより外部の人間が利用することもないと報道を否定した。(翻訳・編集/KT)

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