合併で「漢城市」誕生か=中国式名称はイヤだと批判の声も―韓国

Record China    2010年2月22日(月) 20時32分

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21日、環球時報は、韓国の城南市、広州市、河南市合併後の新市名問題を報じた。最有力候補は「漢城」だが、2005年までソウル市が使っていた漢字表記であること、中国式の名称であることから批判されている。写真はソウル市。

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2010年2月21日、環球時報は、韓国の城南市、広州市、河南市合併後の新市名問題を報じた。

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予定では今年7月に城南市、広州市、河南市の3市は合併し新たな市が誕生する。人口は134万人と韓国5位。面積的にはソウルを超える大都市になる。ただし問題は新たな市名を何にするか。調査機関が19歳以上の男女1000人を対象に実施した電話アンケートによると、「漢城」という回答が42%と最多。以下、広州、江南、漢州、漢山と続く。

最有力候補となった「漢城」だが、隣接するソウル市が待ったをかけている。漢城はソウルの旧称であり05年まではソウル市の漢字表記としても使われていた。それだけに他の地域が使う歴史的な理由がないと反発している。ただし城南市なども李氏朝鮮時代には漢城府の管轄地域であり、関連がないわけではない。

また「漢城」が中国式の地名であることにも批判の声が上がっている。李明博大統領がソウル市長だった05年、中国式の呼称を避けるためソウル市は漢字表記を「漢城」から「首爾(中国語読みでショウアル)」に変更した。(翻訳・編集/KT)

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